BUSINESS

個々の専門性を発揮しながら有機的に。
三井物産グループとの力を一つに、食卓の「今」を守り、未来をつくっています。

  • BUSINESS UNIT

    培った信頼関係を大切にしながら、もてる専門知識を発揮。

    コメを取り扱う米穀部、落花生・雑豆・ナッツ類を取り扱う食品原料部、豆腐・油揚げ・味噌・醤油・納豆・豆乳・プラントベースフードなどの主原料となる食品用途の大豆とミール及びプロテイン等の新規商材を取り扱う食品大豆・新規商材部(傘下に食品大豆チーム及び新規商材室)で構成されています。国内外のお取引先様と長年培った強い信頼関係を強化しつつ、海外生産者との契約栽培や優良サプライヤーとの独占契約などにより、日本国内のお客様へ高品質な商品の安定供給を行う役割を担っています。海外産地への往訪により、生産者・サプライヤーと共に品質管理、生産性向上にも取り組んでいます。また、専門知識を有する社員も私たちの大きな強みです。多種多様な産地や商品・品種別の特性をもとに用途別に選り分ける“目利き”の力、成分や栄養価にまで踏み込んだ提案力など、プロフェッショナリズムを発揮します。

    コメの産地から消費まで一貫体制を確立する、スペシャリスト集団。

    米穀部は、米の栽培アドバイスから玄米の品質管理・販売および精米の品質管理・企画提案販売と米流通をトータルコーディネートしています。

    また、コンビニエンスストアの弁当、おにぎり向けの原料提案やスーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンターなど量販店向けのMD機能を発揮、又、加工食品用、醸造用などメーカー向けの米商品や輸出、飼料用などの制度米も取り扱います。
    産地と取組み収穫量や品質の向上を、また多様化する消費者ニーズに応えるためのメニュー提案や農業ICT技術を活用し自社ブランドの開発にも挑戦しています。

    当部の優位性は、4点です。

    1. 用途に応じ国産米と輸入米の双方を提案可能なこと。
    2. 高価格帯から低価格帯まで幅広く需要に対応可能なこと。
    3. 自社精米工場をあえて保有せず、各地精米工場と協業の下、最適なロジスティックを提案可能なこと。
    4. 「商品開発・品質管理センター」との連携による品質管理が可能なこと。

    近年、国産米は安全性と食味の優位性から海外での需要が増し、香港を始め海外諸国への輸出も推進中です。

    新たなニーズの発掘と市場開拓へ、用途提案を積極的に。

    一口にお米といっても、その特性は硬さ・粘り・炊き具合というように多種多彩。「商品開発・品質管理センター」との連携により、お米のデータを分析することで銘柄ごとに異なる用途を数値的な裏付けと共に提案することも、今後のビジネス拡大への挑戦です。また、収穫量や品質向上による生産地の収入安定化や多様化する消費者ニーズに応えるために挑戦しているのが、ICTの活用やブランド米の開発です。また、官民一体となって推進する「コウノトリ育むお米推進業議会」の参画など、サステナブルな社会の実現に向けて、“お米”を切り口にしたCSR活動を積極的に展開していきます。

    Challenge and Action ~お客様と共に企画開発 ターゲットは世界市場~ 

    今後世界的な食糧不足が懸念される中、肉や魚に代わるプロテイン素材や原料を余すところなく使用するサスティナブル食品などが注目されています。新規商材室では、社内他部署と連携し、三井物産からも得られる、世界マーケットのトレンドを捉えながら、米、大豆、エンドウ豆等を原料とした各種プロテイン商品や、日本古来の高たんぱく食材を現代風にアレンジした加工食品等の新しい食材を国内及び海外で展開していきます。

  • CORPORATE UNIT

    食卓に笑顔と元気をお届けしたいという私たちの想いは、今日も国境を越えて広がっています。そうしたダイナミックなトレーディング活動を支えているのが、CAO部署の業務・法務とCFO部署の財務、信用・市場リスク・会計・業務プロセスを担当する各コーポレートスタッフ部署です。「お客様第一主義」、「現場主義」を掲げながら、半世紀以上にわたって輸入・輸出ビジネスを、そして三国間貿易を積極的に展開する三井物産アグリフーズの縁の下の力持ちです。

COOPERATION

三井物産グループとの連携

三井物産のDNAが息づく食料専門商社
三井物産アグリフーズ。

1947年、戦前の三井物産の有志を中心に旧東邦物産株式会社が設立されて以来、私たちに受け継がれてきたのは三井物産グループのDNAです。私たちは食料専門商社としての基盤を強化してきました。これからも私たちは三井物産グループの有する世界規模の情報収集力、ネットワークを有効に活用しながら、安全・安心な農産物の安定供給を実現していきます。

三井物産グループの
サプライチェーンの中で
私たちができること。

食の生産・集荷・製造・加工にわたってグローバルなビジネス基盤を構築する、三井物産グループ。そのビジネスモデルは生産地への出資、食ビジネスの事業化へと大きくシフトするとともに、加工工場でのデジタル技術・AIの活用や、販売にいたるサプライチェーンの見直し・効率化を積極的に推し進めています。そうしたなか私たちは、三井物産グループの有するサプライチェーンを活用したビジネスフローを積極的に構築。単に原料供給にとどまらない新規ビジネスの創造を仕掛けていきます。