CHALLENGING TOPICS

コウノトリ育むお米

三井物産アグリフーズと『コウノトリ育むお米』
コウノトリ野生復帰活動の柱として、兵庫県豊岡市・JAたじまと地域生産者がコウノトリの餌場となる自然共生型稲作栽培に取組んでいる。水田や里山などの生態系を維持しコウノトリの餌場環境を整備するため、農薬や化学肥料に頼らない農法で栽培された『コウノトリ育むお米』の販売を実施。

地域での取組概要
兵庫県北東部に位置する豊岡市では、コウノトリ野生復帰の取組が実施されている。
平成17年(2005年)9月、日本自然界で一度は姿を消したコウノトリが、40年に及ぶ人口飼育を経て、再び豊岡の空にはばたいた。人と自然の共生を実現し豊岡にコウノトリ米ブランドを世に出した。

写真提供:豊岡市

どうやって作っているの?
冬季にも水を張る独自の水管理や水田への魚道設置など、四季を通じて田にたくさんの生き物が生息できる環境を整え、土の中から生き物が溢れる共生した田んぼ環境で栽培しています。
農薬や化学肥料に頼らず、田んぼの様子を見抜き、農業をしながら多様な生き物を育む「考える農業」を実践。

(豊岡市の全景画像)豊岡市の全景です。中央に円山という川が流れ、田んぼが広がっています。この川と田んぼがコウノトリをはじめとする豊かな生態系を守っています。

写真提供:豊岡市

(コウノトリ画像)この米作りのおかげでコウノトリが安心して田んぼで餌をついばむことが出来ます。